RTX 2060でゲーム中に画面がブラックアウトした話【原因と解決方法】
とてぃです。
先日、ゲーム中に突然画面が真っ暗になるトラブルに見舞われました。一瞬パニックになったんですが、いろいろ調べて原因を特定し、無事に解決できたのでその流れをそのまま記事にしておきます。同じ症状で困っている方の参考になれば幸いです。
目次
- ゲーム中に突然画面がブラックアウトした体験談
- VNCで確認したらPCは動いていた
- GPU温度は70〜80℃ — 熱暴走ではなかった
- RTX 2060ブラックアウトの原因はGPUドライバのクラッシュ
- DDUでドライバをクリーンインストールして解決【GPU ドライバ クラッシュ 解決】
- その他試したこと
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
ゲーム中に突然画面がブラックアウトした体験談
自分のPC構成はこんな感じです。
- PC本体:iiyama LEVEL∞
- CPU:Intel Core i5-9400F
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 1TB
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 2060(6GB)
- OS:Windows 11
いつも通りゲームを起動して、しばらくプレイしていたときのことです。何の前触れもなく、突然モニターが真っ暗になりました。音声は一瞬だけ続いて、すぐに止まりました。

え、なんで急に真っ暗に…?
電源が落ちたのかと思ってPCケースを見ると、ファンは回っていて電源ランプも点灯したまま。モニターだけが信号なしの状態になっていました。キーボードやマウスを動かしても反応なし。完全にお手上げ状態かと思いきや、ここで一つひらめきがありました。
VNCで確認したらPCは動いていた
自分のPC環境にはVNC(Virtual Network Computing)を入れていたので、スマホから接続を試みました。すると……あっさりつながりました。

あ、PC自体は動いてる。GPUだけ死んでるのか
VNCのリモート画面にはデスクトップが表示されていて、OSはちゃんと動いていました。つまり「PCがフリーズした」「電源が落ちた」わけではなく、映像出力だけが止まっている状態。これはGPU側の問題に絞り込めると思いました。
ちなみにVNCが入っていない方でも、同じLAN内の別端末からリモートデスクトップ(RDP)で接続を試みるのも有効です。OSが生きているかどうかの確認は、トラブルシュートの第一歩として非常に重要です。
GPU温度は70〜80℃ — 熱暴走ではなかった
次に疑ったのは熱暴走です。GPUが高温になりすぎて自己保護のためにシャットダウンした可能性があります。VNC経由でMSI Afterburnerを確認したところ、GPU温度は70〜80℃前後でした。
RTX 2060の最大動作温度(TjMax)は約90℃とされています。70〜80℃はゲーム中として一般的な範囲であり、熱暴走が原因ではないと判断できました。ファンの動作も正常で、埃詰まりなどによる冷却不全という線も薄い状況でした。
熱暴走を疑う場合は、GPUの温度が85〜90℃以上に達していないかを確認するのが基本です。今回はその線がなかったので、ソフトウェア面の問題を調べることにしました。
RTX 2060ブラックアウトの原因はGPUドライバのクラッシュ
Windowsのイベントビューアー(eventvwr.msc)を開いて、ブラックアウトが起きた時刻前後のログを確認しました。すると、「ディスプレイドライバーが応答を停止しましたが、回復しました」というエラーがログに残っていました。これはNVIDIAのGPUドライバがクラッシュし、Windowsが自動回復を試みたものの映像出力の復旧に失敗したケースです。
ゲーム中 画面真っ暗 Windows 11 の症状でよく見られるこのエラーは、TDR(Timeout Detection and Recovery)と呼ばれるWindowsの保護機能によるものです。GPUが一定時間(デフォルト2秒)以上応答しなかった場合に発動し、ドライバのリセットを試みます。うまくリセットできれば画面が戻りますが、失敗すると画面は真っ暗のままになります。
ドライバクラッシュが起きる主な原因
- ドライバの破損・不完全なインストール
- バージョンが古い、または最新版との相性問題
- VRAM不足(6GBのRTX 2060では高解像度テクスチャで発生しやすい)
- 電源ユニットの供給不足
- GPU自体の経年劣化や不具合
自分の場合、ドライバを長期間アップデートせず放置していたことが一因だったと思います。
DDUでドライバをクリーンインストールして解決【GPU ドライバ クラッシュ 解決】
調べた結果、GPU ドライバ クラッシュ 解決の定番として紹介されていたのが「DDU(Display Driver Uninstaller)」を使ったクリーンインストールです。通常のアンインストールでは残ってしまうドライバの残骸を完全に消去してから再インストールすることで、破損や競合をリセットできます。
DDUを使ったクリーンインストール手順
- DDUの公式サイト(guru3d.com)から最新版をダウンロードする
- NVIDIAの公式サイトからRTX 2060対応の最新ドライバのインストーラーをあらかじめダウンロードしておく(オフラインで作業するため)
- Windowsをセーフモードで起動する(設定 → 回復 → PCの起動をカスタマイズする → トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → 再起動 → 4キーでセーフモード)
- セーフモード上でDDUを起動し、デバイスタイプを「GPU」、デバイスを「NVIDIA」に設定
- 「クリーニングして再起動する」を選択して実行
- 通常起動後、事前にダウンロードしていたNVIDIAドライバのインストーラーを実行してインストール完了
手順自体は難しくなく、30分もあれば完了します。セーフモードで作業するのが少しだけ面倒ですが、ここが重要なポイントです。通常起動の状態だとドライバが使用中で完全に削除できないことがあるためです。
インストール完了後にゲームを起動して確認したところ、ブラックアウトが再発しなくなりました。

これで直った!あんなに悩んでたのに、ドライバ入れ直しだけかよ…
シンプルな解決策ですが、ドライバ絡みのトラブルはこれで治まることが多いです。RTX 2060 ブラックアウト 対処法として、まず最初に試してほしい方法です。
その他試したこと
DDUが最終的な解決策でしたが、それ以前にいくつか別の方法も試しました。同じ症状で即座に再起動したくない場合に使えるので参考にしてください。
Win+Ctrl+Shift+B でGPUリセット
Windowsには、GPUドライバをリセットするショートカットキーが用意されています。Windows + Ctrl + Shift + B を同時押しすると、グラフィックドライバが再起動されます。画面が一瞬点滅して、映像が復帰するケースがあります。
ブラックアウト直後にこのキーを試してみましたが、自分の場合はモニターが復帰しませんでした。ただ、軽度のドライバクラッシュであれば有効な場合もあるので、まず試す価値はあります。
GPU補助電源ケーブルの差し直し
電源供給の不安定さがドライバクラッシュを引き起こすことがあります。念のためPCケースを開けて、RTX 2060に接続している補助電源ケーブル(8ピンまたは6+2ピン)を一度抜いてしっかり差し直しました。接触不良が原因だった場合、これだけで症状が改善することもあります。
今回は差し直し後もしばらくしてブラックアウトが再発したため、根本原因ではありませんでしたが、確認する価値のある手順です。電源ユニットが古くなっていたり容量ギリギリで使っている場合は、電源交換も選択肢に入れましょう。
よくある質問(FAQ)
RTX 2060でゲーム中にブラックアウトする主な原因は何ですか?
最も多い原因はGPUドライバのクラッシュです。次いで、GPUの熱暴走(85℃以上での過熱)、電源ユニットの供給不足、VRAM不足などが挙げられます。まずWindowsのイベントビューアーでエラーログを確認し、ドライバ関連のエラーが記録されていればDDUによるクリーンインストールを試してください。
DDU(Display Driver Uninstaller)は安全に使えますか?
はい、DDUはGPUドライバのアンインストールを目的として広く使われているツールで、多くのユーザーやサポートフォーラムで推奨されています。ただし、セーフモードでの使用が推奨されており、作業前に重要なデータのバックアップを取っておくと安心です。使用後はNVIDIAの公式サイトから最新ドライバを再インストールしてください。
ゲーム中 画面真っ暗になった後、PCを強制終了していいですか?
まず、VNCやリモートデスクトップでOSが生きているか確認することをおすすめします。OS自体が動いている場合はリモートから正常にシャットダウンできます。どうしても操作できない場合は電源ボタン長押しで強制終了しても構いませんが、HDDやSSDへの書き込み中だった場合にデータが破損するリスクがゼロではないため、できれば正常な手順でのシャットダウンが望ましいです。
DDUで解決しない場合、次に何を試せばいいですか?
DDUでドライバをクリーンインストールしても改善しない場合は、以下を順番に確認してください。①GPU補助電源ケーブルの接続確認・差し直し、②電源ユニットの容量確認(RTX 2060は最低550W推奨)、③PCケース内の清掃とGPUファンの動作確認、④別のPCIeスロットへのGPU差し替え、⑤GPU自体の故障(別PCや別のGPUで動作確認)。ハードウェアの物理的な問題が疑われる場合は修理・交換が必要になります。
まとめ
今回の RTX 2060 ブラックアウト 対処法をまとめると、以下の通りです。
- VNCなどでOSが生きているか確認する → PCがフリーズしているのかGPUだけの問題かを切り分ける
- イベントビューアーでドライバクラッシュのログを確認する
- GPU温度を確認して熱暴走を排除する
- DDUでドライバを完全削除し、最新版をクリーンインストールする
- 改善しない場合は電源・物理接続・ハードウェア故障を疑う
自分の場合はDDUによるクリーンインストール一発で症状が収まりました。ゲーム中の画面真っ暗は焦りますが、原因を一つずつ切り分けていくと意外とシンプルな解決策にたどり着くことが多いです。同じ症状で悩んでいる方はぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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