JavaScriptでなれない業務をデバックしよう

2025年5月8日

今回はJavaScriptのデバッグについて、初心者でも分かりやすいようにまとめます。普段は簡単なスクリプトしか書かない方や、業務で突然JavaScriptの修正や調査を任された方にも役立つ内容です。

よくあるJavaScriptの業務例

例えば、jspやhtmlファイルでIDやclassを使ってスタイルを変更する処理はよく見かけます。実際のソース例を見てみましょう。

HTML例:ボタンのクリックでスタイル変更

<!-- xxxxx.html -->
<button onclick="changeStyle()">スタイル変更</button>
<div class="target">ここが変わります</div>

JavaScript例

function changeStyle() {
    // class名で要素を取得
    var elems = document.getElementsByClassName('target');
    // 取得した要素のスタイルを変更
    for (var i = 0; i < elems.length; i++) {
        elems[i].style.backgroundColor = 'yellow';
        elems[i].style.fontWeight = 'bold';
    }
}

このような処理は、モック作成や簡単なUI改善などでよく使われます。

デバッグの基本:ブラウザ開発者ツールを使う

  • F12キーで開発者ツール(DevTools)を開く
  • 「Sources」タブでJavaScriptのソースを確認
  • 関数名や行番号の左側をクリックしてブレークポイントを設定
  • ボタンをクリックしてイベントを発火し、ブレークポイントで処理を止める
  • 変数の値やthisの中身、コールスタックを確認できる

ブレークポイントの張り方や、変数ウォッチ、ステップ実行(F10/F11)などは、慣れておくと業務効率が大きく向上します。

デバッグのコツ・よくあるトラブル

  • console.log()で値を出力して動作確認
  • 変数のスコープ(グローバル・ローカル)に注意
  • キャッシュが効いている場合はCtrl+F5でリロード
  • エラーが出た場合は「Console」タブで詳細を確認
  • 複数の同名関数やイベントバインドの重複に注意

まとめ

JavaScriptのデバッグは、ブラウザの開発者ツールを活用することで効率的に行えます。まずはF12キーから始めて、ブレークポイントやconsole.log()を使いこなしてみましょう。業務で突然JavaScriptの調査や修正を任された時も、落ち着いて一つずつ動作を確認することが大切です。

もし分からないことやつまずいたことがあれば、コメント欄で質問していただければアドバイスします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

技術

Posted by xxoruioxx